【沖縄旅行 ④】81歳でもパラセーリングできました
沖縄旅行、最後は
「パラセーリング」
について書きます。
やってしまえば大した事じゃなかったといつも思うのですが、
今回もやるまで悩みに悩みました。
何に悩むのかというと
飛行機が怖いのと同じで、
パラセーリングも落ちたら、
泳げても助からないかも知れない
とか、いつもの被害妄想がちょくちょく頭をよぎるのです。
「せっかく沖縄に来たんだから、絶対にやらないと損だよ」
と、どんなに家族に言われても
「怖いものは怖い」
と、前日まであ〜だこ〜だと理由を見つけて
自分だけはやらないつもりでした。
けれど
前日の天気予報は曇りだったのが晴れに変わったし、
ここでやめたら、
いつものチャレンジ出来ない自分で終わるのがわかっていたので、
散々悩みましたが、今回は
チャレンジすることに決めました。
しかも
今回は81歳の父も一緒にパラセーリングをやる事になりました。
パラセーリングは4歳から、高齢者まで大丈夫なので、
なんと81歳でも健康に問題がなければ飛べるそうです。
パラセーリングは
二人1組で飛んで行きます。
私の前にまず、父と長女の番がきました。
私も緊張していましたが、父は私以上に緊張していました。
「喉がカラカラだからお水を飲ませてほしい」
と飛ぶ前にお水を飲ませてもらいました。
喉がカラカラになるほど、緊張していたそうです。
父達が、デッキの方へ移動して
ハーネスを装着しているなと見ていると、
あっという間にどんどん空たかく飛んで行きました。
背中を丸めハーネスをぎゅっと両手で掴んで
空たかく飛んでいく父の姿は
まるで七福神の大黒天様のようでした。
トランシーバーがパラシュートの方にもついているので、
空の2人と会話することが出来ました。
「だいじょうぶ〜？」
「だいじょうぶだよ〜〜ん」
と、楽しげな父の声が返ってきました。
この声を聞いて
父が大丈夫なら、私も大丈夫だと思いました。
次は私と次女の番です。
「行きますよ〜」
と同時にどんどん身体が高く上がって行きました。
最初は少し怖かったけど、変に揺れることもなく、
全然大丈夫でした。
怖さよりも空高く飛んでいるのが凄すぎて、
次女に
「すごいねぇ〜」
「すごいねぇ〜」
と何度も言ってました。
空のから見た海は
ネイビー、一色でした。
足元の海も遠くの海もみんなネイビー。
こ〜んなに海って広いんだ。
足元にはただただ広〜い海がありました。
さっきまで乗っていたボートも
手のひらに乗るぐらい小さく見えました。
この、不思議な景色を見れて
この時本当に良かったと思いました。
（勝手な想像で怖がっていた自分がアホだな〜）
空からみた海も最高でしたが、
自分の中の出来ない壁を
また一つ乗り越える事が出来た事で
自信がつきました。
81歳でパラセーリングを無事にやれた父も
何か自信がついたようで
終わった後の表情が自信にあふれているように見えました。
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